日本サッカーアーカイブ

日本サッカー殿堂

1931年10月28日、栃木県生まれ
栃木県・今市高校、中央大学でプレーした後、審判員としてのキャリアをスタートさせ、日本のトップレフェリーの一人として活躍。1961〜76年国際審判員
1964年東京オリンピックで線審（副審）、1968年メキシコオリンピックでは、グループリーグ・ハンガリー対ガーナ戦の主審を務めた（オリンピックでの主審は、東京オリンピックでの福島玄一に次ぎ日本人として２人目）。1970年、FIFAワールドカップ・メキシコ大会では、日本人初となるワールドカップでの審判に任命され、ペルー対ブルガリア戦等２試合で線審（副審）を務めた。1979年、15年間に及ぶ国際審判としての実績が認められ、FIFA審判特別功労賞受賞
JSL１部では、主審62試合（1965〜76年）
その後は、審判員としての豊富な経験と指導者の立場から、日本のみならずアジアのサッカーレフェリー界の発展に尽力。1985 年からは、JSL、Ｊリーグの規律委員長として、フェアプレーの徹底を信条にトップリーグの現場で審判員の統率、育成に力を注いだ
また、1955年から指導にあたっている中央大学ではチームを数度の全国制覇に導くとともに、40年以上に亘り学生を率いて巡回指導を展開、日本各地でサッカー普及の芽を育てた。その功績により2001年IOC・FIFAより国際ボランティア年表彰を受けた
2009年 第６回日本サッカー殿堂入り

日本サッカーミュージアム提供