日本サッカー人物史
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クリストファー W・マクドナルド [Christopher W. MCDONALD]
日本サッカー殿堂
1931年12月13日、イングランド ロンドン生まれ
1950年4月に来日。ナショナル金銭登録機株式会社勤務後、1980年より日本ロレックス株式会社代表取締役、同社長、会長を経て2007年に退職
1992年よりJFA顧問。1993〜2008年Jリーグ裁定委員会委員
幼尐よりサッカーに親しみ、来日後は、YC&AC、TRICKクラブでプレー。主にGKとして活躍し、TRICKクラブでは全国都市対抗選手権に東京代表として出場した
1958年アジア競技大会(東京)、1964年東京オリンピックでは競技役員を務め、FIFA役員らのリエゾンとして活動、スタンレー・ラウス卿(1961〜1974年FIFA会長)とも親交を持ち、FIFAとJFAのパイプ役を務めた
1960年代後半〜70年代にかけて、ミドルセックスワンダラーズ(全英アマチュア選抜クラブ)やアーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナム・ホットスパーなどのイングランドリーグ(当時)の強豪クラブの来日をコーディネート。海外遠征が容易ではない時代に親善試合を数多く実現させ、日本代表が世界のサッカーを知る貴重な機会をつくった
1969年ワンダラーズクラブの2度目の来日を機に、同クラブよりJFAに「ミドルセックスワンダラーズ杯」が贈呈され、1970年からプレゼンターとして高校選手権の優勝校にカップを授与。サッカーを通して道徳心やスポーツマンシップを培うというクラブの精神を伝え、サッカーによる日英交流の架け橋として活動を続けている
1978年大英勲章第4位受章(O.B.E.)、2009年日英間の文化交流促進と我が国のサッカー界の発展に寄与した功績により、旭日小綬章を受章
イントロダクション
プロフィール
関連項目
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2011年9月12日、日本サッカー殿堂第8回掲額式典。高円宮妃殿下を中央に、左から小倉純二JFA会長、表彰を受けた牛木素吉郎氏、クリス・マクドナルド氏長男ロジャー氏、多和健雄氏長男 秀人氏 (C)TOMIKOSHI PHOTOGRAPHY